かわべまゆみ ブログかわべまゆみカワベマユミ 河部真弓河部眞弓

こんにちは! かわべまゆみです。1999年に東京から島根県に夫のUターンにお付きIターンして参りました。
そこで待っていたのは、笑いが止まらないほどハッピーでエキサイティングな田舎暮らしの日々でした。

かわべまゆみ過去日記

がんばれヒナたち!

昨日は、川エビ取り体験で、広島から19名の方が来られた。毎年、この季節は、川エビ取り名人の石田さんにお願いをして、ご希望の方々を案内している。昨年は、面白いほど川エビが獲れたけれど、今年は大雨の影響で、川エビはあまり取れなかったが、石田さんの船で川クルージングもさせて頂くことができた。その後、子供たちは川原で大はしゃぎ!大人たちは川原で、ビールを飲みながら鮎を食べ、石見の夏を思いきり楽しんでいただくことができた。段取りやら、準備やら片付けやら本当に大変なんだけれど、「楽しかった!またきます!」と言っていただくと疲れも吹き飛ぶ。
この日は、私たちNPOには、この「川エビ取り体験」の他に、風の国での「特産市」もあり、チャッピー&マッキーはそちらでの活動、男手が無くテント張りなど苦労したようである。
またまた来週には、今度は江津市民の皆さんに地域の良さを発見して貰おうと、同じく川エビ取り体験などを盛り込んだ「江津もったいないツアー」が開催される。川原に様子を見に来られた市議の土井さんも、「先週は田舎暮らしツアー、今週はこれ、それでまた来週もやるんやろ…」と、ちょっと呆れ気味。「ええ、私たちイカレてますから」と言うと、「本当にイカレてるわ…」と、誉めて?頂いた。本当は、プライベートで、温泉津の海にでも泳ぎに行きたいところなのだけれど、なぜかこうなってしまうのである。。。

ところで、川エビ取りが終わり、サロンに戻って片付けなどをしていたら、駅舎のツバメの巣が、巣ごと下に落ちてきた。地面には、壊れた巣と小さな小さな4羽のヒナが・・・。死んではいないようだけれど、どうしたものかと悩んだあげく、小さなカゴに巣を入れて、落ちてきた巣のあった近くの場所にカゴをぶら下げた。落下のショックでヒナたちは死んでしまうかもしれない。巣が無くなって、親ツバメが、新しい場所に気付いてくれるだろうか・・・。4羽のうち、何羽か死んだら腐ってしまい、生き延びたヒナに悪影響があるのではないだろうか…。そんなことをあれこれ考え心配していたところ、親ツバメが戻ってきた。案の定、人工的な新しい巣には気が付かない様子で、何度も何度も飛んできては、またどこかに行ってしまう。。。なすすべもなく、家に戻ったが、今日見たら、ちゃんと親ツバメが、私たちの作った巣にエサを運んでいる。よかった!!!
しかし、かごの中にお椀を入れて、その中に巣を入れているので、通気性が悪いのでないかと、今度はそっちが気にかかってきた。
お椀を取り、直接カゴに巣を入れようということになり、とりあえず、4羽のヒナを私の手のひらにのせて、お家をリフォームすることに。小さな4羽のヒナは、全員生きていることがわかり、ほっと胸をなでおろす。手のひらのヒナは、とっても温かくて、4つの命がいとしくて、可愛くて、たまらない気持ちになった。。。無事に、カゴの巣に戻すとまた親がエサを運んでくれる。よかった!!でも、風が吹けば揺れるようなこの人工的な巣で、ちゃんと育ってくれることができるだろうか、、本当に人間ができることなんてしれてる。どうか、4羽のヒナが無事に成長し飛び立ってくれることを祈るばかりだ。

日時: 2006年07月31日 17:49