かわべまゆみ ブログかわべまゆみカワベマユミ 河部真弓河部眞弓

こんにちは! かわべまゆみです。1999年に東京から島根県に夫のUターンにお付きIターンして参りました。
そこで待っていたのは、笑いが止まらないほどハッピーでエキサイティングな田舎暮らしの日々でした。

ブログ

●空き家活性化にうれしい動き♪

akiyatuar.jpg
私たち「NPO法人 結まーるプラス」では、空き家対策にも取り組んでいるのだが、今日は、賃貸&売買可能な市内の2軒の空き家を見学に行った。
うれしいことに、どちらも実に素晴らしい物件であった。


●まず、手入れが行き届き管理がいい。
●家も庭もきれいで、ほとんど手直しが要らない。
●トイレが水洗(これ重要!)
●お風呂もキッチンもOK!
●立地環境もGOOD!
●間取りも広くて使いやすそう。
●おまけにプチ畑も付いている(これも重要!)
今まで、かなりの空き家を見てきたが、これだけ条件の整ったものは、珍しい。


何より、うれしいのは両物件とも、持ち主の方から
「地域のためになるのなら、手放します」
と、自ら私たちNPOに、言ってきてくださったことだ。


空き家活用のステップは
1.)空き家探し
2.)見つかったら→持ち主の方や管理人の方探し
3.)見つかったら→「賃貸・売買の意向伺い」
ここでOKならば(6)へすすむ


4)NOの場合説得
ここでOKならば(6)へすすむ
5)更にNOなら、ひとまずあきらめるしかない…


6)宅建の方の物件評価、大家さんとの交渉
7)情報発信や田舎暮らしツアーによる紹介

と、いろいろとケースはあるけれど、だいたいこの様なパターンで進んでいく。
一般の不動産物件の場合は、上の(1)~(5)のステップは、無いわけだが、
実はこの、(1)~(5)が、空き家活用の場合、一番大変なのである。


しかし、このところ有難い事に、持ち主の方が進んで、お話を持ってきてくださるケースが増えてきた。
おかげで、今回の2軒もそうだが、一番時間がかかり、苦労するところの(1)~(5)のステップを踏まなくてもいいのである。


これまでは、
1軒の空き家を活用まで持っていく間に、新たに10軒の空き家が出てくる様な状況・・・私たちの取組みは、ただの徒労ではないだろうか…
と、砂を噛むような思いをする時もあったけれど、なんだかちょっと明るい未来が見えてきた様な気がする!


ある持ち主の方がおっしゃっていた
「家を手放すことは、先祖や親に申し訳ないと思っていたけれど、帰らないまま置いておくよりは、故郷のためになるのなら、良い形で使ってもらった方が先祖や親も喜んでくれると思います。」
と。
伺っていて、これまでの取組みが決して無駄では無かったと、有難い言葉だと、胸が熱くなった。
そして、こういう思いを持つ方が、これから増えていってくださるのでは無いかと感じた。


2軒の空き家を巡り、新年度早々うれしい一日となったのであーる♪

日時: 2007年04月03日 19:11

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
https://www.kawabemayumi.net/cms/mt-tb.cgi/2157

コメントを投稿

(いままで、ここでコメントしたことがないときは、コメントを表示する前にこのブログのオーナーの承認が必要になることがあります。
承認されるまではコメントは表示されません。そのときはしばらく待ってください。)