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石見問屋の若旦那は、実は私の夫です。島根県知事も認めるナイスパートナーでござ います♪
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私たち「NPO法人 結まーるプラス」では、空き家対策にも取り組んでいるのだが、今日は、賃貸&売買可能な市内の2軒の空き家を見学に行った。
うれしいことに、どちらも実に素晴らしい物件であった。
●まず、手入れが行き届き管理がいい。
●家も庭もきれいで、ほとんど手直しが要らない。
●トイレが水洗(これ重要!)
●お風呂もキッチンもOK!
●立地環境もGOOD!
●間取りも広くて使いやすそう。
●おまけにプチ畑も付いている(これも重要!)
今まで、かなりの空き家を見てきたが、これだけ条件の整ったものは、珍しい。
何より、うれしいのは両物件とも、持ち主の方から
「地域のためになるのなら、手放します」
と、自ら私たちNPOに、言ってきてくださったことだ。
空き家活用のステップは
1.)空き家探し
2.)見つかったら→持ち主の方や管理人の方探し
3.)見つかったら→「賃貸・売買の意向伺い」
ここでOKならば(6)へすすむ
4)NOの場合説得
ここでOKならば(6)へすすむ
5)更にNOなら、ひとまずあきらめるしかない…
6)宅建の方の物件評価、大家さんとの交渉
7)情報発信や田舎暮らしツアーによる紹介
と、いろいろとケースはあるけれど、だいたいこの様なパターンで進んでいく。
一般の不動産物件の場合は、上の(1)~(5)のステップは、無いわけだが、
実はこの、(1)~(5)が、空き家活用の場合、一番大変なのである。
しかし、このところ有難い事に、持ち主の方が進んで、お話を持ってきてくださるケースが増えてきた。
おかげで、今回の2軒もそうだが、一番時間がかかり、苦労するところの(1)~(5)のステップを踏まなくてもいいのである。
これまでは、
1軒の空き家を活用まで持っていく間に、新たに10軒の空き家が出てくる様な状況・・・私たちの取組みは、ただの徒労ではないだろうか…
と、砂を噛むような思いをする時もあったけれど、なんだかちょっと明るい未来が見えてきた様な気がする!
ある持ち主の方がおっしゃっていた
「家を手放すことは、先祖や親に申し訳ないと思っていたけれど、帰らないまま置いておくよりは、故郷のためになるのなら、良い形で使ってもらった方が先祖や親も喜んでくれると思います。」
と。
伺っていて、これまでの取組みが決して無駄では無かったと、有難い言葉だと、胸が熱くなった。
そして、こういう思いを持つ方が、これから増えていってくださるのでは無いかと感じた。
2軒の空き家を巡り、新年度早々うれしい一日となったのであーる♪
日時: 2007年04月03日 19:11
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