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こんにちは! かわべまゆみです。1999年に東京から島根県に夫のUターンにお付きIターンして参りました。
そこで待っていたのは、笑いが止まらないほどハッピーでエキサイティングな田舎暮らしの日々でした。

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●7泊8日の旅・その2【石川県・珠洲編】

石川県珠洲市に伺うのは、これで、4回目。
宿泊先は、これまでに何度も泊ったことのある、奥能登珠洲ビーチホテル


到着したのは、雪の中、もう真っ暗だった。


夕飯は、ホテルのレストランで、お好みで、お刺身の盛り合わせや、牡蠣フライなどなど。
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●一日5人分限定の「珠洲産こうばこ蟹わっぱ飯」。
これが、と~~っても美味しかった!
ちなみに、こうばこ蟹とは、ズワイガニの雌だとのこと。上品な味だった。


翌朝、目が覚めると、雪がつもっていた。
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ホテルの部屋の窓からの景色。


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雪がやむと、こんな感じ♪
ビーチホテルというくらいだから、松林の向こうには、日本海が望める。
ロケーションは、ばつぐんである。


さて、今回の珠洲での用件だが、実はまったく別の2件の仕事があるのである。


ひとつは、珠洲市さんが現在取り組んでいらっしゃる、「空き家を活用した交流促進事業」について、先進事例でもある当NPOに、理事長である私と、実際に空き家事業を担当している河部理事(夫)に、「アドバイザーとしてご来市頂けないか」という、ご依頼を頂いたからである。


ということで、到着翌日は、午前中は「NPO法人能登すずなり」の濱さんと後藤さんに、活用している空き家や、生活するのには、かかせない(というか、私が大好きな)スーパーマーケットなどを見学させてもらった。


お昼は、これまた私のオーダーで、地元のラーメンを!
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●左:夫が注文したラーメン(驚きの300円!)、右:私が注文した五目ラーメン(具だくさんで450円)


午後からは、「空き家を活用した交流促進事業」に関わりのある、行政や民間の皆さんとの意見交換のための勉強会。


私たちの取組が、どれだけ皆さんのお役にたてるのかは、わからないけれど、取り組んでいらっしゃる皆さんの、一生懸命さが、ひしひしと伝わってくる。


会の終了後、珠洲市の泉谷市長にお会いする。
4年前に、国交省のアドバイザーとして、伺った時は、地元の和菓子屋さんの若旦那さんだったが、その後、市長になられた方だ。当時は、哀川翔似の、ちょっとかっこいい若旦那というイメージだったが、すっかり凄腕の市長さんになられていた!!


夜は、皆さんとの交流会!
さすが、能登!お料理も、お酒も、旨かった~~~。
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どれも美味しかったけど、左上の白子の握りが絶品!

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あんこう鍋もおいしかった。翌日は、お肌ぷるぷるよ♪


さて、珠洲市滞在、3日目。
この日からは、国交省のアドバイザーとしての仕事。


早稲田大学の宮口先生と事務局の黒岩さんと合流し、市内の各施設を視察する。
今年は、過去のアドバイザー事業を活用した自治体の中から、成果のあった地域を、当時の担当アドバイザーが訪れるというものなのだが、この珠洲市にも大きな成果というか、躍進が大いにあるということで、フォロー対象となったのである。


実際、各所を回ると、4年前には無かった新しい、素晴らしい取組が、いくつもなされていて、キラキラとまぶしいくらいだった!!


たとえば、この地には、「能登大納言小豆」や「大浜大豆」などの優れた農産物があるのだが、4年前には、農作物としてしか出荷されていなかったり、ほとんど地元消費だけだったのが、現在では、珠洲を代表するブランドとして、また特産品として注目されている。


■彩りも美しい、珠洲のお豆たち。
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能登大納言小豆、大浜大豆、など優れた農産物がたくさん!


■「能登大納言小豆」を使ったミニどら焼き「姫どら」
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若い女性グループが開発したこの「姫どら」は、甘いものが苦手の私も、「旨い!」と感動した。小豆のつぶがしっかりしていて、甘さ控えめ、どらの皮も柔らかくて、いかにも「姫!」という感じである。


■この地だけの珍しい品種「大浜大豆」で作った「おぼろ豆腐」
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この品種を蘇らせた「二三味(にざみ)義春」さんというおやじさんが、またステキなのだ!


■こちらは、その豆乳を使った豆乳鍋
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地元のレストランでは、こういったメニューも提供し、生産者も加工者も、サービス業も、地域のために一致団結!という感じが伝わってくる。
もちろん、味も最高!


■翌日に伺った農家民宿「しいたけ小屋」では、能登大納言のぜんざいをご馳走になった!
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他にもたくさん、珠洲のステキなところを回ったよ~~(ちゅうか、食べたよ~~)


古民家レストラン「典座」
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庄屋さんだった大きな古民家を、利用したお店。囲炉裏もあって、味わい深いお店で頂く、季節のお料理の数々。
この季節ならではの「鰤丼」が、おいしかったよん♪


二三味珈琲
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珈琲の焙煎で有名な、「二三味珈琲shop 舟小屋」さんが新たに出したカフェで、珈琲をいただく。
◎日置ブレンドとモカチーズケーキ♪
久々に、「あぁ~~珈琲だぁ~~」と、感激。
ちなみに、「大浜大豆」の二三味さんは、このカフェのオーナーのパパなのである。
DNAの不思議を感じる。。。


へんざいもん
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廃校の小学校を利用した食堂で、地元のおばちゃんの手料理を頂きました♪


と、まあ、どんだけ食べたん??
という感じだが、ちゃーーーんと、仕事もやってますのよ。。


というか、今回珠洲に伺って、本当に感動した。
この4年間で、ものすごくいい意味で変化してきていると思った。


この力の源は、やっぱり「人」なのだと思う。


二三味さんはじめ、地元の皆さんの熱い想い。
それを支える、熱血公務員、金ちゃん。
その、金ちゃんの背中を見て育っている、若手公務員のみなさん。
そんな人たちに惹かれIターンしてきた後藤さんたち。
また、市長さんの運気の良さもすごく感じられた。


ステキな人がいるところには、ステキな人が集まって、ますます地域がステキになっていく。


そんな事例を、学ばさせて頂いた珠洲の3泊4日ステイだった。
ありがとう!珠洲のステキなみなさんたち。
そして美味しいごちそうの数々♪


と、珠洲に別れを告げ、最終日は、同じ能登半島の輪島へ向かう。
明日は、輪島からのご報告♪

日時: 2009年12月23日 14:57

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