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こんにちは! かわべまゆみです。1999年に東京から島根県に夫のUターンにお付きIターンして参りました。
そこで待っていたのは、笑いが止まらないほどハッピーでエキサイティングな田舎暮らしの日々でした。

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●介護

漢字2文字のタイトルが続いている。


昨日、3ヶ月前に入院した父が急きょ退院となった。
入院するまでは、自分の身の回りのことは自分でできていたので、私たちも出張などに行けたのだが、半分寝たきりの状態での帰宅となった。


帰ってきてくれたのはうれしいけれど、誰かが付いていないと、一人きりにはできない状態だ。
しかし、明日は松江で講演、明後日からは、3日間「田舎暮らしツアー」。
特に、田舎暮らしツアーは、夫が運転手、私がガイドとして3日間ツアーにかかりっきりにならなければならない。。


急なことなので、正直どうしたものかと、途方にくれていたが、福祉の方々が、いろんな方法を考えてくれて、田舎暮らしツアーが終わるまで、ショートステイで預かって下さることとなった。
本当に親身になって、相談にのってくださり、便宜を図っていただき、ありがたいことだ。


昨夜は、久しぶりに3人で食事した。
入院中に「退院したら何が食べたい?」と聞いたら、「梅乃家の握り寿司」と言っていたので、梅乃家さんのお寿司と手羽先、それになぜか父が大好きなピータン(父は、ピータンをゆで卵のように丸ごとたべるのだ!)を用意した。
お祝いだからと、父の大好きな日本酒も、ちょっとだけ飲んでもらった。


「家が一番。家で食べるのが一番」と涙を流す父。最近、とても涙もろい。
ポンも、いつもの様子と違っているのがわかるのか、父が横になると添い寝をしてそばから離れない。


今朝、朝ごはんをベッドまで運ぶと、「すいません」と父が言った。
夫も私も、夫婦で夫の本家に養子で入った。父も養子で、河部家に来たので、家族3人といっても、まったく血がつながっていない他人の集まりなのだ。
だからか、父も気を使う。そんな父が気の毒でしかたない。
「お父さん、家族なんだから『すいません』なんて言わないでよ~」と明るく笑った。


「介護」…。
私も夫も初めての経験だ。
ちゃんとお世話ができるだろうか。父がハッピーでいられるよう、夫と二人でいろいろと工夫して、協力し合っていこう。
昨日の夜、夫と「NPOも忙しくて、介護も大変で、お互いイライラすることもあるかもしれないけれど、ケンカだけはしないようにしようね。私たちがケンカしたらつらいのは、お父さんだからね。」と、話し合った。


昨日のお昼、久しぶりに父の食事を作った。
gohan_R.jpg
●ニンジンとピーマンと玉ねぎのソテー●黒豚のしゃぶしゃぶと茹でインゲン
●トマトのスープ●オレンジ
●ごはん(父は箸がもてないので、フォークで刺せるよう小さく丸める。昨日は父の好きな、のりたまをかけた)


夫と二人なら、時にカップヌードルですませることもあるけれど、ちゃんと三食栄養バランスとかも考えなければ!
がんばるぞ!!

本当に大変なことは、わかるけれど、私はどんな困難なことでも、夫と一緒なら、乗り越えることができると思う。

日時: 2008年06月06日 12:33

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