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こんにちは! かわべまゆみです。1999年に東京から島根県に夫のUターンにお付きIターンして参りました。
そこで待っていたのは、笑いが止まらないほどハッピーでエキサイティングな田舎暮らしの日々でした。

2000年にスタートした石見地方の観光&定住情報満載サイト。この編集長もやってい ます。





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エッセイetc

◎日本農業新聞掲載「鍬」

現在、日本農業新聞の中国四国版のコラム「鍬」に書かせて頂いているシリーズです。
2ヶ月に一回程度、21年の3月まで執筆予定となっています。
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◆都会と田舎のカラス(平成20年9月2日掲載)

田舎暮らしを始めて、気がついたことのひとつは、田舎のカラスがとても綺麗だということだ。以前、住んでいた東京の渋谷では、ゴミを漁るカラスが多く、排気ガスにまみれ、羽も薄汚く、そんな姿を目にするたびに、憂鬱になるほど、不気味で嫌な存在であった。
しかし、田舎のカラスは、まるで別の鳥のように、色も肢体も美しい。女性の黒髪の美しさを表す、「烏の濡れ羽色」とは、まさにこういう色合いと輝きなのかと、時にほれぼれとすることさえある。青い空、美しい里山を悠々と飛ぶカラスは、畑の野菜をつついたり、都市と同様、住民には迷惑な存在であることに変わりないが、その姿を見ていると、もともとは、カラスは吉兆を表す鳥であったことや、3本足のカラス「八咫烏(やたがらす)」が、神武天皇を導いたという神話があるのもうなずける。
何しろ、都会のカラスは、人間様の残り物を漁り、田舎のカラスは、人間様がこれから収穫しようとする畑にある、新鮮そのものの作物を頂戴するのだから、その差は天と地ほどに大きい。見た印象がこれほど異なるのも致し方ないのだが、私がカラスであっても、都会よりは、田舎で暮らしたいと、カラスを見てはいつも思う。
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◆江の川で川エビ漁体験を(平成20年7月1日掲載)

我が家のそばを悠々と流れる中国太郎「江の川」。今年も鮎が解禁し、先日初ものを頂いたが、若鮎ならではの爽やかな香りを楽しませてもらった。他にも、ウナギ、スズキ、ツガニと、江の川の恵みはとても豊かだ。中でも、この季節のお薦めは、テナガエビなどの川エビだ。ご存じのとおり、テナガエビは、高級料亭やフランス料理店でも人気の食材だが、やはりとりたてのエビを、生きたまま河原で炭焼きにして食べるのが一番の贅沢ではないだろうか。
これは、まさに地元の特権ともいえるが、この川の恵みを多くの人に味わってもらおうと、私たちのNPO法人では「体験グルメパック」と題した河原でのイベントを毎年実施している。川エビ捕り名人の漁師さんの指導のもと、エビタモという専用の道具を使って川エビを掬う。漁師さんの船で、川エビが多く生息する穴場に行ったり、水遊びをしたりと河原での一日を楽しんでもらう。もちろん、収穫した獲物は、その場で素揚げやバーベキューにして食べて頂くのだが、この味がやみつきになってか、他県からも毎年通ってくる家族連れなども多い。子供たちの喜ぶ顔を見るたびに、豊かな川の恵みを、いついつまでも守っていきたいと思う。
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◆「熱血」が地域を救う(平成20年4月29日掲載)

9年前、私は東京から、島根県石見地方の人口わずか3600人の小さな自治体、桜江町(現江津市)にIターンしてきた。都会暮らしの長い私には、田舎での暮らしは、新鮮で感動的な日々であったが、一方で少子高齢化の波が容赦なく襲い地域は翳りを見せ始めてきた。そんな時に、都会からUターンしてきたばかりの反田孝之青年に出会った。彼は「有機農法で大規模な露地栽培に取り組みたい。そして農薬漬けの大地を蘇らせ、ふるさとの川や海を守りたい」と、熱く語ってくれた。その言葉通り、彼は朝から晩まで畑や田んぼに出て、安全でおいしいお米や牛蒡作りのために、寸暇を惜しんで農に取り組んでいる。
今、農山村は空き家や限界集落が増え、その先行きは不安でいっぱいだ。しかし「沈む船からは、ネズミも逃げ出す」というが、こんな素晴らしい志を持った青年が、帰って来たのだから、ここは滅びないと私は思っている。そして、彼の様な熱血青年をはじめ、役場には熱血公務員が、地域には熱血NPOが、「衰退へ向かう地域をなんとかしなければ」と立ち上がりつつある。ほとばしる熱い血が、共に助け合い協働し、地域は再生できると感じている今日この頃である。
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日時: 2008年09月22日 11:55

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