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一時は、どうなるかと思っていた「石見銀山」の世界遺産登録だが、まさに大逆転の結果となった。いろんな方からおめでとうございます！との、祝メールも頂いている。本当にありがとうございます！

ただ、個人的には世界遺産に登録されると良いな～と思ってはいたものの、果たしてそのことが、地元や地元の人たちにとって良いことなのかどうかがわからないので、出雲の神様にも、「世界遺産に登録されますように！」とは、お願いせず、「どちらにしても、地元の人にも、島根の人にも、日本の人にも、世界の人にも、みんなに良い結論が出ますように…」と、お祈りをしていた。
だから、今回の決定は心から素直に喜んでいる。
これで、石見をいわみと、読める日本人の方が増える事だろう。

ところで、今回のユネスコの世界遺産委員会が、開催されたのは、ニュージーランドのクライストチャーチだけれど、実は私が夫との結婚を決めたのが、このクライストチャーチだった。
１０数年前になるが、私は親友の晶子ちゃんと、ニュージーランドに旅行に出かけたのだが、クライストチャーチのホテルの部屋で酒を飲みながら、結婚談議に花が咲いた。当時私は、夫と付き合っていたのだが、自分が背が低いので、子供の事などを考えると結婚相手は、背が高い方がいいと思っていた。だから、小柄な夫との結婚はあまり考えてはいなかった。
晶子ちゃんに「カワベは、性格もいいし、気も合うし、一緒にいて楽しいし、何も文句はないのだけれど、ただ身長が…」という様な話をしていたのだが、酒もすすむうちに、なんか気も大きくなり、「身長なんか関係ないよねー、やっぱ中身だよねー」と言うような、太っ腹気分になってきて、夫と遠く離れたニュージーランドにいるということもあり、その勢いで、東京の彼のところに、英語でI decided to marry you　.と書いたファックスをフロントから送ってもらったのであった。
そして爆睡。翌朝、目が覚めると、部屋のドアの下に新聞の様に何やら一枚の白い紙がはさみこまれていた。
見ると、夫からのファックスで、大きくＭＥ　ＴＯＯ　と、書かれてあったのだ。

これが、ふだんひと様には、あまり話さないＭＥ　ＴＯＯ事件なのであるが、今回同じクライストチャーチということで感慨深く公表？した次第♪
しかし、この時のクライストチャーチでの私の決断は、間違っていなかったと、心から思う。クライストチャーチでの決断が無かったら今、私は石見にはいない。

さて、極上の田舎・石見～石見銀山の國からＩＮにほんばし島根館もいよいよ始まる。なんかワクワクしてきたな～！

●首都圏のみなさ～ん！遊びに来てね～！！！●
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