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こんにちは! かわべまゆみです。1999年に東京から島根県に夫のUターンにお付きIターンして参りました。
そこで待っていたのは、笑いが止まらないほどハッピーでエキサイティングな田舎暮らしの日々でした。

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●へうげもの2【織田有楽斎】

さて、前回に続く「へうげもの」についてだけれど、仕事のリサーチ以外で、マンガを読むというのは、私には、あまり考えられないのだが、「へうげもの」だけは、特別なのであった。


それは、私が、強く関心を持っている歴史上の人物である「織田有楽斎(おだうらくさい)」が、このマンガに登場するからなのである。。。


織田有楽斎、といっても、ほとんどの人は、あまり聞いたことは無いかもしれないけれど、あの織田信長の弟で、千利休の弟子でもあり、利休七哲の1人にも数えられる(諸説あるが・・)茶人なのだ。しかも、かなり優れた茶人らしく、茶道・有楽流の創始者で、彼がたてた茶室「如庵」は現在、国宝にも指定されている。


戦国大名だけれど、戦よりも茶の道、数寄ものの道を好み、このマンガのタイトルである、「へうげもの(ひょうげもの)」→「ふざけたやつ」、「おどけたやつ」という生き方をしたようである。


当時の大名や武士らしくなく、どたん場になると、逃げ出すことも多かったとのことで、「逃げの有楽」とも、あだ名されているほどだ。(ちなみに、東京の有楽町という地名は、この有楽斎の名に由来するという説もある)


あることが、きっかけで、彼に興味を持ち、関連する本はひととおり読んでみた。
2005urakusai_R.jpg
これは、一部だけれど、なんといっても、お兄さん(信長)と比べて、圧倒的に少ない。。。。


もちろん、国宝「如庵(じょあん)」にも行って来た。彼は、クリスチャンでもあり、如庵という名称は、クリスチャンネーム「Johan」から付けられたという説もあるとのこと。
urakusai_R.jpg
秀吉が、金の茶室を作ったりしてた時代に、こんなシンプルで、端正で、洗練された茶室を作った彼の人柄に、ちょっと惹かれるものがある。。。


と、なんか私らしくなく、文化人っぽい雰囲気になってきており、初めて私のブログをご覧になった方に誤解??されるといかんので、本来の食いしん坊らしく、如庵に言った際に、食べたゴチソウをご紹介しよう。
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愛知県犬山市の田楽(でんがく)の専門店「松野屋」さんへ。
このお店は。愛知県から移住された、加藤さんご夫妻に勧めていただいたのだけれど、赤味噌だれと定食に付く菜飯が、実に旨かった~~~!また食べたい。。。


観光地というか、名所、史跡というのは、一度行くと、もう行きたいとはあまり思わないのだけれど、ここ如庵は、もし何か、人生で行き詰ったことがあったら、いや、無くとも、また行ってみたいと思わせてくれるところだった。


・・・また松野屋さんの田楽を食べたいから、ついでに行きたい、ちゅうんじゃないのよ。
でも、行ったら、松野屋さんには、また行くね!
豆腐田楽は食べたけれど、たにし田楽は食べてないから、今度は絶対食べよう!


と、「へうげもの」を読んだ理由を本日は書かせていただいたが、理由は実はこれだけではない。
もう一つ、歴史上の人物に関する理由があるのだけれど、それは、また次回に!!


「へうげもの」、ひっぱるなぁ~~。。。。

日時: 2010年05月13日 11:34

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