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こんにちは! かわべまゆみです。1999年に東京から島根県に夫のUターンにお付きIターンして参りました。
そこで待っていたのは、笑いが止まらないほどハッピーでエキサイティングな田舎暮らしの日々でした。

かわべまゆみ過去日記

思い出しながら④…今日は実は10/10

体調を整えるために、お昼前まで眠る。今夜は、夜神楽で徹夜である。
お昼には、今年のインターン生のサトちゃんが、旭ICに到着。(公共交通機関が無いため、それぞれの送迎が中々大変なのである)
森の館で、デン&タメ&サトちゃん、リッキーの5人で昼食。その後、お宮にお祭りの準備に向かう。
私達の仕事は、夜神楽で振舞う100人分くらいのオデンの仕込み。チャンプや社中のメンバーと大根切ったり、練り物の油抜きしたりと、丁寧に準備した。(山中社中のおでんは、本当においしいよ!)
その後、デン&タメ&サトちゃんとチャンプはは、お祭りで吹く笛の練習など。
夕方6時からは、えびやさんが主催で、「NHKアナウンサーの徳永さんご夫婦の結婚お祝い会」が美川さんで開催された。
私は、体調がイマイチなので、デン&タメ&サトちゃん、リッキーを送り込み?乾杯だけ参加して、さくらえサロンで休憩。
夜9時前えびやさんや徳永さんご夫妻も一緒に、9人乗りのタクシーで山中八幡宮へ。神楽には、中川さんご夫婦や、市議の土井さんたちも、私達の舞を見に来てくれた。
さて、深夜1時頃、私達の番がやってきた。天皇役の小松さん(広島在住)と、介添え役の私とチャンプが3人で合わせたのは、1回しかないので、かなり緊張したが、細かい間違いはあったものの、なんとか難しい演目である「塵輪(じんりん)」を舞い通すことができた。
デン&タメ&サトちゃんも何度も笛や小太鼓を演奏させてもらい、いい思い出ができたと思う。
女性やよそ者は、本来は神楽に参加させてもらえないものなのだが、山中神楽社中は、どうしてこんなに、太っ腹なのだろう。
というよりは、もしかすると、自分は伝統芸能に対して失礼な事をしているのでは無いかと思い悩むこともある。実際、そんな批判は何度も受けている。今回も、これを最後にしようかと正直思っていた。
でも、舞い終わってから、地元のおじさんから、「ようやってくれた。このままでは地元が寂しくなるところを、あんた達が時代を変えてくれた。これからも、山中を頼むよ…」と、言ってくれた。この方は、5年前にはじめて会った時、「女やよそ者が入り込むな!」と、私に言った人だった。なんか、少し涙が出た…。
来年も舞っていいのかな、と思った。
社中のみんなも、デン&タメ&サトちゃんに「来年も来いよ~」と言ってくれた。
ちょっとだけだけど、間違ったことしてる訳ではないなと、小さな勇気が出てきた。

日時: 2005年10月08日 19:29