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こんにちは! かわべまゆみです。1999年に東京から島根県に夫のUターンにお付きIターンして参りました。
そこで待っていたのは、笑いが止まらないほどハッピーでエキサイティングな田舎暮らしの日々でした。

かわべまゆみ過去日記

新年度がはじまる

激しい激しい3月がやっと終わった。通常の業務の上に年度末の事業完成&報告書を多々作成及び複数の新規事業の提案や立ち上げ。各委員会や講演会、アドバイザー業務も集中し、県外だけでも熊本・東京・鹿児島・和歌山・大阪に出張。県内各所はもちろんのこと。しかも花粉症との壮絶?な戦い。
まさに試合の様なスポーツの様なハードな一ヶ月であったが、風邪ひとつひかずようやった。と自分を誉めてあげたいくらいだ。(いや、そんなことはない。まだまだ甘い。この倍働いてもいいくらいだ。。。)
せわしない日々を送る中、昨日、浜田河川国道事務所の石渡所長が「今日、東京に戻ります」とわざわざ、ご挨拶に見えた。石渡所長には、本当にお世話になった。いわゆるキャリアと呼ばれる方が、2年間しかいない当地で、ここまで石見地域の振興のために、大変なご尽力をしてくださった事を心から感謝している。でも今後は、本庁に帰られ出世コースを進まれ、石見に赴任していたことなど忘れられるのかな、などと少しさみしく思っていたのだが、伺えば、国土交通省を退職されて、JICAに行かれるとの事。そういえば、前に、国際協力活動に関心を持たれていると伺ったことがあるが、ご自分の思う道に進まれるのだなと思うとちょっと胸が熱くなった。

島根県に来てから感じたことのひとつが「官尊民卑」という言葉である。都会にいたときは思ったこともなかったけれど、国県市町村を問わず、高いところにおられる方にご指導を受けている様な、いわゆる「お上」と「下々」の関係を意識せざるをえない場面にいくたびか遭遇した。そういう環境に身を置くうちに、少し卑屈になっていく自分がいた。そしていつしか公務員の方々との間に一線をひいてしまう様にもなった。そんな中、石渡さんは、そんな一線を忘れさせてくれた方のお一人だった。
「こんな事業を石見のためにやってみたい」という夢を語れる方だった。そして、それぞれに応えてくださり、様々な地域活動の支援策を紹介してくださったり、サポートをしていただいた。本当に感謝している。また、島根県にも私が語る夢を応援してくださっていた職員の方が何人もいる。その中のお一人が、この4月で部署が変わってしまうという。いろんな方に支えていただき、いろんな事業が動き始めている。皆さんに支えていただいたことを忘れずに、そのご恩に報うためにも、一つ一つの夢をちゃんと実現して行こう。
そして、この素晴らしい地域がもっともっとステキなところになるように、もっともっと大きな夢を見よう。その夢がカタチになる様に素晴らしい仲間たちと明るく元気に向っていこう。
・・・四月がはじまる。恩人や同志などと思える人々との別れが切ない季節でもある。

日時: 2005年04月01日 17:02