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こんにちは! かわべまゆみです。1999年に東京から島根県に夫のUターンにお付きIターンして参りました。
そこで待っていたのは、笑いが止まらないほどハッピーでエキサイティングな田舎暮らしの日々でした。

かわべまゆみ過去日記

超バカの壁

25日、今年はじめの田舎暮らしツアーに参加された東京の方が、住まいと仕事の面接にいらっしゃり、ツアー後に、新たに登録された空き家をご紹介した。環境的には良いし、家もしっかりとしている様だけれど、小学生のお子さんが2人いらっしゃるので、通学には不便かもしれない。他にも、在庫?があれば、ご紹介したいのだが、何しろ「空き家」はあっても「物件」が少ない、登録してもすぐに出てしまう。
26日、島根県建設設計事務所協会の依頼で浜田市のワシントンホテルで講演。この様に特定の業界の皆さんの前での講演は比較的珍しいが、ふだんなら細かく説明しなければならない文章、たとえば「マーケティング・プランナーをしていましたが、クライアントのところには、ブリーフィングやオリエンテーション、プレゼンテーションの時に行くくらいで…」とかも、こういう方々だとストレートに表現できるので楽であった。おじいちゃんやおばあちゃんの前でお話をする時は、それぞれの言葉を具体的に例を挙げて、説明するので時間が5倍くらいかかるのである。マーケティング、リサーチ、コンセプト、プランニング、パブリックリレーションズ、プロモーション、マネージメントなどの言葉も、気にせず使うことができ楽であった。しかし、逆を言えば楽ゆえに、あまり熱が入らないのである。一生懸命わかってもらおうとする姿勢にかけるのかもしれない。。。いずれにしても、良い経験であった。
27日、先週、鳥取で講演をした時に会場にいらしたという方からお手紙を頂く。その中に、「人口減少と高齢化問題に、人まかせにしてはいられない気持ちで、町のために、自分たちのために、何かできることから始めたいと、お尻に火がついた様な形で飛び出しました。…」と書かれてあった。そして、「そんな私たちに、かわべさんのお話は、まさにバイブルの様な内容でした。どんなにか心強く思ったことかしれません。これから3人で少しずつ前へ進んでいくつもりですが、かわべさんのことを心の支えとし、私たちなりに、がんばっていこうと思います。」と書いてくださっていた。私の講演は、やや過激なので、時にひんしゅくを買うことがあるのでは無いかと思うのだが、実際に「地域のためにがんばろう!やろう!」と、思ってくださる方が、100人中、ひとりでも 2人でもいらっしゃったら、本当にもうそれだけでうれしい。鳥取まで行った甲斐があった。こちらの方こそ、ありがたい。と、感涙にむせぶのであった。
だから、どんなに忙しくなっても、飛行機が怖くても、私はこうやって、呼ばれればどこまでも行き、語り、100人中にひとりでも、2人でも「前向きに動き出そう!」とする人たちをつなげたいと思うのだ。ということで、日中は、ひたすら働く。夜は、田舎暮らしツアーに参加された東京の方を我が家にお誘いし、IGAやジャッキーと食事会。私は、午後9時半頃に眠ったけれど、夫とその方は、午前1時半頃まで飲んでいたとの事。。。
28日は、これまたひたすら働こうと思ったが、このところ、無性に「勉強しなきゃ!」という気になり本を読む事とした。時間が無い無いといいつつも、今年になってからでも、吉田松陰の「留魂録」、藤原正彦さんの「国家の品格」、養老孟司先生の「超バカの壁」を読んだ。これから読む予定なのが、「このままでは地球はあと10年で終わる!」と、大森彌先生の「官のシステム」。普通の人が普通に読んでる本を普通に読んでないと、人様の前でえらそうにお話をできる立場ではない。と、自分の超バカの壁を反省し、足りないところを補うべく、熱心に勉強をする日々。しかし、10代でこの事に気が付いとけば、もっとまともな人生だったのであろう。
29日、朝から全員で熱血ミーティング。午後には、高校の先生が、高校生の教材で私たちの取り組みを紹介するということで来られた。私は、時間が無く若旦那(夫)が対応。とにかく、これから10日間、死にもの狂いで働くのだ。今日も熱血原稿書き。明日はiwamiマガジンの原稿も書かんとならん。あさってから東京。来週は、出張もお客さんもびっしりである。その間隙をぬってデスクワーク。さらにその間隙をぬって勉強せんと。超バカ直さんと…。

日時: 2007年01月29日 14:51